今日も平和であった。
仕事もそれなりに詰まってたけどもまぁそれは珍しいことでもなく。
で、終業時間を迎える直前、随分久しぶりな営業さんが来た。
エリア担当者で、東北をぐるぐると回ってるのもあってめったに来ないのだが。
ほんで、そういえば震災後初だなぁ。なんて思ってたら、震災の話になって。
その人は、まさに俺が先日石巻を見に行ったときに通ったあの大きな橋を渡り、助かったそうだ。
違うとこ逃げようとしてたら、流されてて行方不明になってましたよ、なんて言って。
それ聞いたときに、すぐにその場所が思い出されて、いろいろと話し込んでしまって
気がついたら1時間。
某C氏と同じく、石巻で4日位?何も出来ずに足止め食らって、の話から。
何も出来ないなりに、サンプル商品を避難所に持っていってみたり。とか。
物流に関しての愚痴、とか。
あとは震災後の、業界の動き、流れなどなど。
結局、本来の目的の新商品の話、1分で終わってるし。
そりゃ、死ぬか生きるかの経験したら、やっぱ、話したいよなぁ。って。
これってさぁ、戦争経験したじいさん世代の感情(心情?)と、重なっていくんじゃないんかね。
年取ったとき、孫世代にさぁ、こんな経験したんだぞって、やっぱ言っちゃうんじゃないかねぇ。
現役から退いて、身体もガタきて、これといった取り柄もなくなったとき。
一番伝えたいことは?って時、自信?を持って言える事に、なっちゃうかもしれないよなぁ。
だったら、やっぱり、今まさにある現実は、見とく、聞いとくに越したことってねぇと思っちゃうよなぁ。
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