永瀬正敏氏が青森を撮る。っていう内容だったのだが、思った以上だった。
依頼を受け、綿密な企画書の提出から始まり、数ヶ月に渡り撮影し続ける。
なんていうか、着眼点がすごかった。
全部青森にあるはずなのに、気がつかなかった組み合わせ。
それを見てただただ感心した。
雪に埋もれたねぶたっ娘。あれ見て、なんか撃ち抜かれた感覚になった。
永瀬氏の祖父が写真館を経営するも、戦後詐欺にあい店をたたむ事に。
そのDNAが・・・って感じでは話していたが、人生に必然という事は本当にあるのだな、と。
加えて仕事柄でもそれ以外でも様々な人と会って写真を撮れる機会に恵まれる、っていう、
それだけでも自分とは天と地の差があるのだが、少しでもその感覚に近づければな、と。
トンネルの中で津軽三味線を弾く二代目高橋竹山。
廃墟の前にたたずむ人形と、手をつなぐ少女。
岬のカーブになじむように並び提灯を持つ少女たち。
究極はポートレート、と語っていた。
自分は人物をじっくり撮ったことがない。モデルがいない、というか、
頼んでまで撮れない。
自信がない。
某戦場カメラマンしかり、いつも「おぉっ」と思う写真はポートレートだった。
鬼気迫る写真もそれはおぉっと思うのだが、訴えかけてくるものが違う。
人物を撮れるようになるにはまだまだなんだと思うけども、
やっぱり人を撮りたいよなぁ、と改めて思った。
永瀬氏も、人を撮りたい、つながりたい、と言っていた。
昨日の夜の夢、とっても摩訶不思議な夢だった。
ものすごく和を強調していた気がする。永瀬氏の番組がとっても影響を受けていたようだった。
覚えているシーンは、ニューハーフ?な雰囲気の人(着物着用)と畳張りの部屋で
正座して対面する形。(相手は2人?だったような・・)
どうやら自分は、その人らを「指名」してのおもてなし?のような話しぶり。(ありがとうございます・・とか
そこでなにやら儀式のようなことが始まる。これもまた言い表せない世界観。独特。
途中何かが目の前に差し出される。
生の米(生っていうか、いわゆる袋から出しただけのような米)。
それを食べながら何かをしなければならないようだったので、わしづかみにして食う。
バリバリと食う。さすがに夢なので、大して違和感もなく気持ちよく食う。
すると後ろから見覚えのある女性が覗き込み、隣に座ってきた。
・・・このへんから覚えていない。
とにかく、こんな和な夢は何年ぶりだろうか、って事でした。
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